カーポート設置の費用はいくら?外構リフォームで暑さと雨から守るコツ
2025.08.19
【はじめに】
大切な愛車を守るカーポート選び、失敗したくないですよね。
カーポート設置は費用や建築ルール、素材の選び方、防犯対策など押さえるべきポイントがいっぱい。
後悔しないためには事前の知識が必須です。
この記事では、費用相場から設置時の注意点まで、役立つ情報をわかりやすくまとめました。
【目次】
⑦神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺でカーポート設置をお考えならアートインテリアへ
①カーポート設置費用の内訳
車を雨や雪から守り、暮らしに安心をもたらすカーポート。
でも気になるのは、やっぱり「いくらかかるの?」ということですよね。
大切な車を守る空間だからこそ、後悔のない選択をしたい―そんな思いに応えるためにも、費用の内訳をしっかり知っておくことが大切です。
まず必要なのが本体の価格。
サイズや素材、デザインによって価格帯はさまざまです。
次に、組み立てや設置を行うための基本工事費がかかります。
さらに、照明や側面パネルなどのオプションを選べば、その分の追加費用も。
古いカーポートを撤去する場合は、解体費用も考慮が必要です。
そして、設置場所の状態によっては、地面の掘削やコンクリートの処理といった追加工事費がかかるケースも。
だからこそ、現地調査と見積もりが安心のカギ。
思い描くカーポートを、無理のない費用で実現しましょう。
②1台用カーポートの設置費用相場
1台分のカーポートは、コンパクトな住宅や単身・ご夫婦世帯に人気のタイプです。
設置費込みで、もっとも手ごろなモデルであれば10万円台から設置できるものもあります。
こちらはシンプルな屋根と柱だけのスタンダードなタイプで、最低限の機能を備えた実用性重視のモデルです。
一方で、デザイン性を重視したスタイリッシュなタイプや、屋根材に熱線遮断ポリカーボネートを使用した高機能モデルになると、50万円以上が目安に。
さらに、雪が多い地域や風の強い地域で選ばれる「折板屋根タイプ」は、屋根材に厚みのある金属素材を使用しており、50万円台からスタートします。
耐久性が高く、経年劣化にも強いため、長く使いたい方にはおすすめの選択肢です。
③2台用カーポートの設置費用相場
2台分のカーポートは、ご家族で2台の車をお持ちの方や、将来の買い替え・来客用のスペースも見据えたい方に人気のスタイルです。
敷地にゆとりがあれば、1台用を2つ設置するより、2台用を1つ設置するほうがすっきりとまとまり、使いやすさもアップします。
シンプルな屋根と支柱で構成されたベーシックなタイプであれば、設置工事費込みで20万円台からのプランもあります。
価格が上がるとともに、デザイン性や利便性にも広がりが生まれます。
例えば、中央に柱のないワイドオープンタイプは、車の乗り降りや荷物の積み下ろしがスムーズで、日常のストレスがぐっと軽減されるでしょう。
寒冷地での設置には、耐雪仕様の屋根材や柱を選ぶ必要があり、屋根の延長や横風を防ぐパネルなどのオプションを加えると、トータルで200万円〜300万円台になることもあります。
④3台用カーポートの設置費用相場
3台分のカーポートは、敷地に余裕があり、車の保有台数が多い方、もしくは来客用や将来的な台数増加も見据えているご家庭に選ばれるタイプです。
施工費を含めた価格の目安としては、もっともシンプルなタイプであっても50万円台からがスタートになります。
広い屋根を支えるため、構造的にも強度が求められる分、使用する素材や設計も本格的なものになります。
そのため、強風・積雪地域で対応できる折板屋根タイプになると、100万円台からが相場となり、耐久性やメンテナンス性にも優れた仕様が多くなります。
さらに、デザイン性と機能性を両立したモデルや、片側をオープンにしたL字型のタイプ、間口を広げたワイド設計のものなどは、どれを選ぶかで外構全体の印象を大きく変えるでしょう。
これらの仕様を取り入れた場合、最終的な費用は200万円〜400万円台と、かなり幅が広くなります。
⑤暑さ・雨対策に失敗しないためのカーポートの素材選び
カーポートを選ぶうえで見落とせないのが「屋根材の性能」。
日差しや雨、紫外線、風といった自然環境から車をしっかり守るには、耐久性と遮熱性に優れた屋根素材を選ぶことが重要です。
現在主流なのは、軽くて丈夫な「ポリカーボネート」。
衝撃に強く、紫外線もカットしてくれるため、車体の劣化防止にもつながります。
さらに、熱線遮断や吸収タイプを選べば、夏場の暑さ対策にも効果的。
地域や設置環境によっては、スチール折板などの高強度素材が適していることもあります。
設置場所の条件に合わせた素材選びで、快適なカーライフを実現しましょう。
⑥カーポート設置時のポイント
カーポートを設置するときは、便利さだけでなく法律や周囲への影響、防犯面にも注意が必要です。
ここでは、失敗しないためのポイントを4つご紹介します。
◆建築確認申請が必要な場合がある
カーポートは屋根と柱があるため「建築物」とみなされます。
床面積が10㎡以上なら建築確認申請が必要です。
後付けの場合は施主自身が申請しないと罰則があるため注意しましょう。
◆建ぺい率の制限を確認する
敷地に対する建築可能面積の割合である建ぺい率は、カーポートの面積も含まれます。
設置予定の敷地で許容範囲内か事前にチェックが必要です。
◆広さや向きは周囲への影響も考慮
車の乗り降りや通路のスペース、雨や雪の流れ、隣家への影響を踏まえてカーポートのサイズや方向を決めましょう。
◆防犯対策も忘れずに
カーポートはガレージほどの防犯効果はありません。
ライトやゲートの設置、設置位置の工夫で盗難や侵入リスクを減らす対策が重要です。
⑦神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺でカーポート設置をお考えならアートインテリアへ
カーポートの設置には、費用の内訳やサイズごとの相場、素材選び、建築確認や建ぺい率の制限、周囲への影響や防犯対策など、さまざまなポイントをしっかり理解しておくことが大切です。
これらを踏まえて計画を立てることで、使い勝手がよく、安全で長く快適に使えるカーポートを実現できます。
神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市周辺で、カーポート設置を検討されている方は、ぜひアートインテリアへご相談ください。