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冷房効率が劇的に向上!窓の断熱リフォームで2025夏の猛暑に負けない家づくりを

2025.07.07


【はじめに】

毎年のように更新される猛暑日。

エアコンをつけても部屋が冷えず、光熱費ばかりがかさんでいませんか?

その原因の多くは「窓」にあります。

実は、夏の熱の約7割が窓から侵入しているというデータもあるほど、窓の断熱性は室内環境を左右する重要な要素です。

この記事では、冷房効率を高め、電気代を抑えながら快適な夏を過ごすための「窓の断熱リフォーム」について、仕組みや種類・費用・補助金制度までわかりやすく解説します。

【目次】

①なぜ窓が冷房効率を下げてしまうのか?

②窓断熱の種類と特徴を知ろう

③窓の断熱リフォームの費用と補助金制度

④神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺で窓の断熱リフォームをお考えならアートインテリアへ

①なぜ窓が冷房効率を下げてしまうのか?

エアコンをつけてもなかなか涼しくならない…その原因は「窓」にあるかもしれません。

2025年の夏も日本気象協会が記録的な暑さを予想している今、窓の断熱対策が注目されています。

参照元:日本気象協会

◆記録的猛暑に備えるカギは「窓」!室内の熱の7割が侵入する盲点とは

日本建材・住宅設備産業協会の調査によると、夏場に室内へ入り込む熱のうち、なんと約73%が窓からの侵入です。

屋根や外壁と違って、窓はガラスという熱を通しやすい素材が使われており、まさに「熱の出入口」なのです。

 

高性能なエアコンを使っても、窓からどんどん熱が入っていては、快適な室温を保つことは難しいでしょう。

参照元:日本建材・住宅設備産業協会

 

◆アルミサッシや単板ガラスは要注意!冷気が逃げる窓の特徴とは

古い住宅や建売住宅でよく見られる「アルミサッシ+単板ガラス」の窓は、断熱性が非常に低い組み合わせです。

アルミは熱伝導率が高く、外の熱を室内にそのまま伝えてしまいます。

 

また、ガラスが1枚しかない場合は、冷房で冷えた空気が外に逃げやすい構造です。

結果としてエアコンの設定温度を下げざるを得なくなり、電気代がかさんでしまいます。

◆窓の断熱で冷房効率が劇的に変わる理由

断熱性能の高い窓に交換することで、室温の安定性が向上し、エアコンの設定温度を抑えても涼しさを感じられるようになります。

実際、窓断熱を導入した住宅では、冷房効率が20〜30%向上したという報告もあります。

省エネ効果だけでなく、室内環境の快適性も大きく改善されるため、熱中症対策にもつながります。

次の章では、こうした窓断熱にはどんな種類があるのか、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

②窓断熱の種類と特徴を知ろう

断熱性能を高めたいと考えたとき、まず知っておくべきは「どんな窓断熱を選ぶべきか」という点です。

実は、窓の構造や素材にはいくつかの種類があり、性能や費用も異なります。

ここでは、代表的な窓断熱のタイプを紹介し、それぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。

◆複層ガラス・Low-E複層ガラスの違いとは?

窓断熱の定番といえば「複層ガラス」です。

これは2枚のガラスの間に空気やガス層を挟み込むことで、熱の移動を抑える構造になっています。

さらに高性能な「Low-E複層ガラス」では、ガラスの内側に特殊な金属膜を施しており、太陽の熱を反射して夏の暑さを遮る効果がアップします。

冬場は逆に室内の暖気を外へ逃がさず、1年を通じて快適さを保つ万能タイプです。

 

◆サッシ選びも断熱性能のカギ!アルミと樹脂の違い

断熱性能を語るうえで見落とされがちなのが「サッシ」の素材です。

アルミサッシは価格が手頃で軽量ですが、熱を通しやすいため断熱性にはやや不安が残ります。

一方、樹脂サッシは熱を伝えにくく、外気の影響を大きくカットしてくれるのが魅力です。特に複層ガラスと樹脂サッシを組み合わせると、窓全体の断熱性能が格段に向上します。

 

◆手軽に断熱効果を高めるなら「内窓(二重窓)」もおすすめ

「外窓の交換は費用が高そう…」という方におすすめなのが、「内窓(二重窓)」の設置です。

これは今ある窓の内側にもう1枚窓を取り付ける方法で、大がかりな工事は不要

それでいて、窓と窓の間に空気層ができるため、冷暖房効率をぐっと高められます。

短期間で施工ができ、費用も比較的抑えられる点も魅力です。

 

このように、窓断熱には多彩な種類があり、予算や目的に応じて選べます。

では、実際にリフォームを行う場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

次の章では、リフォーム費用の相場や活用できる補助金制度について詳しく解説します。

 

③窓の断熱リフォームの費用と補助金制度

窓断熱の種類を把握したら、次に気になるのは「リフォーム費用」と「お得にできる方法」ではないでしょうか。

実は、国が支援する補助金制度を活用すれば、コストを大幅に抑えながら快適な窓環境を手に入れることができます。

この章では、窓の断熱リフォームの相場と補助金の活用方法を詳しく紹介します。

 

◆リフォーム費用の目安は?窓のサイズ・素材による価格の違い

窓の断熱リフォームの費用は、窓の大きさや種類、サッシの素材によって変動します。

例えば、内窓(二重窓)の設置なら、小窓で約5万円~、掃き出し窓のような大きなタイプでは1箇所あたり10万円以上かかることもあります。

 

一方、外窓の交換(カバー工法など)となると1窓あたり20万〜30万円前後が相場です。

高性能なLow-E複層ガラスや樹脂サッシを選ぶと、やや費用は上がりますが、そのぶん冷暖房費の節約効果も大きくなります。

 

◆「先進的窓リノベ2025」では費用の最大約50%が補助される!

窓の断熱リフォームを後押ししてくれるのが、国の補助金制度「先進的窓リノベ2025」です。

この制度では、対象製品を使った窓リフォームに対して、最大200万円の補助が受けられます。

条件を満たせば、実質的な自己負担額を約半分に抑えられるケースもあります。

補助額は窓の性能や面積によって細かく設定されており、断熱性能の高い窓ほど手厚い補助が受けられるのが特徴です。

参照元:環境省

 

先進的窓リノベ2025事業については、下記の記事で詳しく解説しています。

こちらもぜひ参考にしてください。

先進的窓リノベ2025事業とは?最大200万円の補助金がもらえる! | 大和・藤沢・横浜周辺のリフォーム専門店 アートインテリア

 

◆補助金を確実に受け取るための申請の流れと注意点

補助金を活用するには、事前に登録された「窓リノベ事業者」に工事を依頼することが必須です。

申請は事業者が代理で行いますが、契約前に対象製品かどうかを確認し、見積もり段階で「補助対象工事」である旨を明記してもらうことが重要です。

 

また、補助金には申請期間があり、予算の上限に達すると早期終了する可能性もあるため、早めの計画が成功のカギを握ります。

 

このように、上手に制度を活用すれば、質の高い窓の断熱リフォームをお得に実現できます。

 

④神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺で窓の断熱リフォームをお考えならアートインテリアへ

窓の断熱リフォームは、冷房効率の向上と省エネ効果、そして暮らしの快適さを同時に叶える賢い住まいの選択です。

猛暑にただ耐えるのではなく、住まいの「窓」を見直してみませんか?

 

アートインテリアでは、補助金を活用した窓の断熱リフォームのご相談を随時受付中です。

お住まいやご予算に合わせた最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

快適で経済的な住まいづくりを、私たちと一緒に始めましょう!

 

神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市周辺で、窓断熱リフォームをお考えなら、ぜひアートインテリアへご相談ください。