浴室をリフォームしたい!浴槽の形はどのようなものがある?浴室リフォームで使える補助金も!
2025.05.30
【はじめに】
入浴を快適に過ごしたいと考えるなら、浴室リフォームがおすすめです。
中でも、浴槽を交換すると、使い勝手やリラックス感が高まります。
ここでは、浴槽の種類と、段差がある場合の特徴を解説します。
素材ごとのメリット、デメリットの情報もありますので、生活スタイルに合わせた浴槽選びの参考にしてください。
【目次】
⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ
①浴槽の形状はなんと7種類!
浴槽の基本的な形状は、ストレート浴槽とワイド浴槽の2種類です。
変形型も合わせると全部で7種類あるため、それぞれ詳しく解説します。
・ストレート浴槽
ストレート浴槽は、長方形のベーシックなタイプです。
浴槽のフチまでお湯が入り、水深も深いため、肩までしっかり浸かりたい人に向いています。
・ワイド浴槽
ワイド浴槽は、片面に座る部分が設置されている場合もある、横幅が広いタイプです。
ストレート浴槽に比べて浴槽内が広くなるため、親子で入浴する場合に向いています。
ナナメ浴槽
ナナメ浴槽は、浴槽の一部が斜めになっています。
身長が高い人でも、足を延ばして入れるタイプです。
・タマゴ浴槽
タマゴ浴槽は、浴槽の内側が曲線になっており、柔らかい雰囲気です。
特に、浴槽のデザインをおしゃれにしたい人に向いています。
・アーチ浴槽
アーチ浴槽は、側面がアーチ状になっており、中心部がくぼんでいるタイプです。
側面が薄くつかみやすいため、浴室で立つ際のサポートを必要とする高齢者や子どもがいる家庭に向いています。
・エスライン浴槽
エスライン浴槽は、側面がS字カーブになっています。
アーチ浴槽と同様に側面が薄いためつかみやすく、さらにお湯の量が少ないので、節水が可能なタイプです。
・コーナー浴槽
コーナー浴槽は、浴室の角に三角の浴槽を設置したいときに向いています。
洗い場が広くなるため、親子で入浴したい場合におすすめです。
②浴槽の中に段差を設けるメリットデメリットは?
中に段差がない浴槽はフラットタイプで、段差がある浴槽はベンチタイプです。
段差があると腰掛けることができますが、それ以外にもメリットやデメリットがあるため、詳しく解説します。
・メリット
浴槽内にベンチがあると、座った状態で半身浴ができます。
また、ベンチに腰掛けずに、足を延ばして横になった状態でも入浴が可能です。
ベンチがあると立ち上がる際に座る動作が加わるため、転倒リスクを防げます。
高齢者や子どもがいる家庭では、座ってから立ち上がれるベンチタイプがおすすめです。
さらに、ベンチタイプは、フラットタイプよりも節水になります。
浴槽の内側に出っ張りがあり、ベンチ部分だけお湯の量が少なくなるため、お湯を沸かす際の光熱費節約としてもおすすめです。
・デメリット
浴槽内にベンチがあると、人によっては邪魔に感じる場合があります。
特に背の高い人や、浴槽に横になって入りたいと考えている人に向いていない可能性があるので、ショールームで実際に試してみると良いでしょう。
また、追い炊きのお湯吹き出し口は、段差があるタイプが多くなっています。
ベンチに座ったまま追い炊きすると、足元が熱くなる点に注意が必要です。
③浴槽の素材はどれがいいのか?
浴槽の素材は、FRPが一般的です。
それ以外にも、人工大理石、ステンレス、ホーロー、木からも選ぶことができます。
どの素材にするか迷ったら、それぞれのメリットとデメリットを比較しましょう。
・FRP
FRPは、繊維強化プラスチック素材のことです。
5種類の中で最も安価なため、一般的な浴槽の素材として用いられます。
補修は容易ですが、耐久性が劣る点には注意が必要です。
・人工大理石
人工大理石は、高級感のある見た目と、汚れにくさがメリットです。
天然大理石と比べて傷がつきやすい点がデメリットで、高品質の人工大理石にすると金額が高くなる難点もあります。
・ステンレス
ステンレスは、耐久性の高さと衛生面の良さが特徴です。
見た目が無機質で冷たそうな雰囲気ですが、実際に入ると温かく感じられます。
ヒビ、穴、カビの発生が少ないメリットがありますが、経年劣化で塗装は剥がれてきます。
・ホーロー
ホーローは、表面をガラス素材で覆ったタイプで、保温性が高く、汚れがつきにくい素材です。
高級感のある見た目が特徴ですが、人工大理石やステンレスよりも価格は高くなります。
重量があることや、ガラスが割れると補修が難しい点がデメリットです。
・木
ヒノキ素材を使うと、温かみがあり木の香りも楽しむことができ、高級感もあります。
ただし、手入れを怠るとカビが発生しやすく、価格の高さや経年劣化しやすいデメリットがあります。
そのため、木製の浴槽は、きちんと手入れができる家庭におすすめです。
④浴室リフォームで使える補助金はある?
浴室リフォームに対応する補助金は、子育てエコホーム支援事情や長期優良住宅化リフォーム推進事業などが対象です。
特に、高断熱の浴槽の交換や、段差の解消を考えている家庭に向いています。
■子育てエコホーム支援事業
高断熱浴槽や節水型設備の導入が対象で、最大60万円の補助が受けられます。申請はリフォーム工事完了後に行い、申請時期に注意が必要です。
■長期優良住宅化リフォーム推進事業
住宅の性能向上を目的としたリフォームに対し、補助金が支給されます。特に耐震性やバリアフリー化が重視され、長期優良住宅認定が求められます。認定長期優良住宅型の場合、最大210万円の補助を受けることが可能です。
■介護保険住宅改修費
バリアフリー改修が対象で、費用の90%(上限20万円)を補助します。介護認定を受けた方が対象で、工事前に申請が必要です。
■自治体独自の補助金
各自治体が独自に提供する補助金制度があり、内容や支給額は地域によって異なります。対象となる工事や条件も地域ごとに異なるため、事前の確認が重要です。
このような補助金を利用することで、費用負担を軽減しつつ快適で安全な浴室を実現できます。それぞれの制度には詳細な条件や申請手続きがあり、早めの準備と確認が必要です。
地域によっては、介護保険住宅改修補助金など、自治体独自の補助金が使える場合もあります。
神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市の自治体で補助金があるか、事前に確認してみましょう。
➄神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ
アートインテリアは浴室のリフォームについても豊富な知識と経験でお客様のお手伝いをさせていただきます。お客様の想いに寄り添ったご提案をさせていただきますのでいつでもご相談ください。
神奈川県大和市・綾瀬市・藤沢市・横浜市で浴室リフォームをお考えの方は、ぜひアートインテリアへ