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地震被害によるリフォームでは火災保険が使える?地震に強い家にするには|大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺のリフォームならアートインテリア|

2024.11.04


【はじめに】

火災保険でリフォームができるという、間違った認識を持つ人がいます。

また、地震被害でも、火災保険が使えると勘違いしているケースもあります。

この記事では、地震被害で火災保険が使えない理由と、地震に強い家にするリフォームのコツを解説します。

日本はどの地域でも地震のリスクがあるため、地震被害を最小にするための知識として、ぜひご活用ください。

【目次】

①地震被害によるリフォームでは火災保険が使える?

②地震に強い家にリフォームする時はどうすれば良いの?

③内装リフォームを行うと同時に耐震性も強化しよう

④耐震性を上げる具体的な方法とは?

⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

①地震被害によるリフォームでは火災保険が使える?

地震被害によるリフォームは、火災保険が使えません。

なぜなら、火災保険は、火災・自然災害・偶発的な事故に対する補償だからです。

※火災保険の詳しい記事はこちらをご覧ください。

火災保険は、民間の保険会社が提供する保険のことです。

一方で、地震保険は、民間の保険会社と政府が共同で運営しています。

火災保険が対象となる被害と比べて、地震は被害が大きくなることが予測できるため、民間の保険会社だけだと保険金の支払いに対応できません。

しかし、政府と共同で運営する地震保険なら、大きな被害にも対応できるメリットがあります。

地震保険に加入するためには、火災保険の加入が必要です。

火災保険加入者に対し、地震保険が提供されているため、火災保険と地震保険はセットで加入する必要があります。

②地震に強い家にリフォームする時はどうすれば良いの?

地震に強い家とは、地震の横揺れに強く、建物が崩壊しにくい家のことです。

以下の3点を考慮して家のリフォームをすると、地震に強くなります。

・壁を多くする

・壁をバランスよく配置する

・上下階の柱や壁の位置を合わせる

地震で家が倒壊してしまうのは、地震の横揺れで、上階の重みを支えきれなくなるからです。

壁が多い家は、壁の面で家を支えられるため、横揺れに強くなります。

また、壁は均等に配置するようにして、上下階の柱や壁の位置は合わせるようにしましょう。

ただし、建物がいくら地震に強い構造だったとしても、軟弱地盤だと意味がありません。

ハザードマップや地盤調査を通して、地震による地盤沈下や液状化が起きにくい土地を選ぶ必要があります。

さらに、地震に強い基礎や、耐震・制震・免震をすることで、地震に強い家になります。

住宅の間取りの工夫でも地震に強い家にできるため、まずは耐震性がどのくらいあるのか調べ、現状を知ることが大切です。

どのような部分が弱いのか専門家に相談しながら、最適なリフォームプランを選んでください。

 

③内装リフォームを行うと同時に耐震性も強化しよう

内装リフォームをする際は、住宅の耐震化を上げるチャンスです。

壁や床などを取り替えると、基礎や柱が露出しやすくなるため、一緒に地震対策のための工事もできるメリットがあります。

住宅の壁面が多いほど、地震に強くなります。

内装リフォームをする際には、窓の数を減らすか小さくして、揺れに耐えられるよう壁面を広げると良いでしょう。

大きな窓をつけたい時は、壁一面を窓にするのではなく、耐震壁を窓の両端に設置する方法もあります。

家の内側の壁を取り替える場合は、柱部分に筋交いプレートと呼ばれる金属の金具を柱に取り付ける方法がおすすめです。

また、床のリフォームを行う場合は、床面で耐震性を上げることもできます。

構造用合板を床に敷き詰め、床の基礎の部分に釘打ちすると、地震の横揺れに強くなります。

床を剥がす際には、基礎のひび割れを修復したり、鉄筋入りの基礎を重ねたりするのも良いでしょう。

他にも、瓦屋根を金属屋根にして軽量化する方法も、耐震化対策として有効です。

④耐震性を上げる具体的な方法とは?

リフォームで耐震化を高める方法は、古い建築基準法で建てられた住宅におすすめです。

築40年以上経過している住宅は、以下の耐震化リフォームを検討すると良いでしょう。

リビングに大きな窓がある住宅は、窓を小さくする壁のリフォームが最適です。

また、窓の大きさを変えたくない時は、開口部に耐震フレームを付けて補強する方法もあります。

1階の一部がガレージになっている家や、2階部分が吹き抜けになっている家は、壁が少なくなるため、耐震性が落ちる傾向があります。

壁の内側に筋交いという補強材を入れると、耐震強度が高まるのでおすすめです。

また、壁や床の撤去が不要で、従来の壁の上から設置できる耐震補強方法なら、リフォーム費用の削減が可能です。

耐震リフォームの費用を抑えるために、自治体の補助金がないか確認しましょう。

一度にリフォーム費用を用意できない時は、住宅金融支援機構が提供する耐震改修工事向けのリフォーム融資を利用する方法もあります。

⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市にお住まいで耐震リフォームをお考えの方は、アートインテリアへご相談ください。

耐震リフォーム料金を抑えたい人向けの提案もしています。