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賢い!リフォーム見積りの取り方

2021.10.15

リフォームをする場合、規模にもよりますが、決して安くない金額を支払うことになります。
見積りを取るときは慎重になった方がよいでしょう。

見積りを取る際には、リフォームについて「必要な事」「望まない事」
を明確
にすること、見積りを受け取ったら細かいチェックを行うことがポイントです。

 

リフォーム費用を見積る前の注意点

リフォームを成功させるためには、見積り前の下準備はとても重要です。

リフォームの失敗談の中には、「見積りを依頼する前に何もしなかった」という声があるほど。
失敗を避けるために、以下のポイントを参考に準備を進めましょう。

 

1.リフォームの情報収集をする
見積り前には、リフォームの基礎知識を頭に入れておきましょう。
「素人の付け焼き刃では・・」と思うかもしれませんが、
リフォームについて何も知らないままでは、業者の説明を聞いても理解しづらいのではないでしょうか。
また、リフォームで「できる事」と「できない事」を知るチャンスでもあります。

知識の情報源としては、専門の書籍や雑誌、また業者のカタログやインターネットなど。
そのほか、機会があれば、業者のショールームを見学したり説明会に参加したりするのもよいでしょう。

 

2.家族で話し合い、リフォームの目的や範囲、予算や期間の希望をはっきりさせる
・家の中のどこからどこまでをリフォームしたいのか
・どれくらいの予算を出すのか(上限はいくらまでか)
・どれくらいの日数を費やすのか(上限は何日までか)

これらのポイントが曖昧なままでは、
業者とコンタクトをとったときに詳細な見積りを出してもらう事が難しくなってしまいます。
業者に求めるリフォームの内容・条件をできるだけ明確にしてから、
いくつかの業者に相見積りを依頼することが理想の見積りの取り方といえます。

 

見積りの要チェック項目

1.日付
いつ作成された見積りなのか、必ずチェックしましょう。
また、修正などがあり、見積りを2回以上出してもらう事も考えられるため、
いつの時点での見積りなのか、わかるようにしておく事も大切です。

 

2.有効期限
原則として見積書の有効期限日までに、その内容について態度を決める必要があります。
また、キャンペーン等のサービスがある場合は、その期日と合わせて検討した方がよいでしょう。

 

3.工事の日程
工事日程がはっきり書かれていない場合は、業者の一存で日程が変わってしまう可能性があります。
ただ、見積りの時点で業者がどうしても日程を確定できない事もあります(「職人の確保が追いつかない」といった理由など)ので、業者に確認するとよいでしょう。

 

4.リフォーム内容に関する記載
リフォームでよく発生するトラブルに
「施工範囲だと思っていた箇所が施工されていなかった」
というパターンがあります。それを回避するため、希望が正確に反映されているかどうか確かめる事が大切です。
わかりにくい部分があれば、業者と直接顔を合わせた時に説明してもらいましょう。

※建材や設備の数量・単価に関しても目を通しておき、少しでも疑問が有れば、遠慮せずに質問しましょう。「~一式」とだけ書いてある場合も、できれば詳細を教えてもらうと安心です。

 

5.費用
費用については、以下の2点を常に念頭に置いてチェックしましょう。

・高めに請求されている部分がないか、二重計上となっている部分がないか?
・不審な値引きがされていないか?
(安さをアピールする事で客に契約をさせようと過剰な値引きをしている可能性があるため)

合計金額については、計算が合っているかどうか確認しましょう。

※諸経費欄に関しては、さまざまな費用が記載されます。
その目的や金額について、少しでも不透明なところがあったら早めに回答を求めましょう。

 

見積りを取るときの注意点

 
見積りを取る時に、やってはいけないポイントを以下にまとめました。
 

1.直接顔を合わせない
最近は、電話やFAX、Eメール等で連絡を済ませる事が多くなっています。
しかし、業者と直接顔を合わせて、見積書を直接見ながらやり取りをしないと、意図が伝わっていないなどの事態が発生しやすくなります。必ず業者と会う機会を設けましょう。

 

2.見積書を他の業者に見せる
値引き等を期待して、他社の見積書を見せてしまう人がいますが、これはNGです。

業者は見積書を作成するにあたって、手間暇をかけるもの。
業者が大切にしている情報がその中に記載される事もあります。
こうした理由から、見積書を他の業者に見られてしまうと、社の情報漏洩につながるのです。
このような行為は、業者との信頼関係の破綻につながりかねないので、注意が必要です。

※ただし、相見積もりをしていることは打ち明けて構いません。
最大限の提案をしてもらうためには、同じ条件で他の業者にもコンタクトを取っていることは、さり気なく伝えた方がよいでしょう。

 

3.相見積りを依頼する業者の数を増やしすぎる
相見積もりを依頼する事は間違いではありません。
しかし業者の数が多すぎると収拾がつかなくなる恐れがあります。各見積書の比較をするだけでも相当な手間暇がかかってしまいますし、各業者との折衝にも遅れが生じてしまいます。

 

4.予算をはっきりと伝えない
人によりけりですが、「希望の金額や、上限の金額をはっきりと口にするのがためらわれる」という性格の人がいます。
しかしリフォームの見積りにおいては、予算額ははっきりと伝えた方が、希望と離れたプランニングをされてしまうリスクを防げます。

見積りに不備があると、リフォーム工事中になんらかのトラブルが発生する可能性が高くなります。
業者から見積りを取るときはリフォームの目的等をはっきりと決めた上で、慎重なチェックを行うように心掛けるようにしましょう!